加藤&パートナーズ法律事務所

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法律情報・コラム

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公取委 8社を立入検査 震災復旧談合

報道によりますと,東日本大震災で被災した東北地方の高速道路復旧工事をめぐる談合事件で,独禁法違反(不当な取引制限)の罪で起訴された道路舗装会社が,関東地方の高速道路の復旧工事でも談合を繰り返していた疑いがあるとして,公正取引委員会は,24日,道路舗装大手のNIPPO(東京)など8社を立入検査しました。NIPPOなどは,東日本高速道路(NEXCO東日本)関東支社が平成23年9~11月,震災復旧のために実施した関東地方の4つの高速道路に関する8件の道路舗装工事の入札において,受注予定の会社を事前に話し合いで決めていた疑いがあるとのことです。

なお,東北地方の高速道路復旧工事をめぐる談合事件では,東京地検特捜部が今年2月,入札に参加した道路舗装会社10社を起訴し,営業担当者ら11人を在宅起訴しています。

http://mainichi.jp/articles/20160325/k00/00m/040/152000c

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