加藤&パートナーズ法律事務所

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法律情報・コラム

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課徴金納付命令の取消訴訟 取消しを認めた高裁判決が確定

元金融コンサルタントの女性が,金融庁による課徴金納付命令の取消しを求めて提起していた訴訟で,国は,最高裁判所への上告期限である7月13日まで上告せず,この結果,納付命令を取り消す東京高裁の判決が確定しました。課徴金の取消し判決の確定は初めてです。

女性は,東京電力の公募増資を巡り,主幹事の野村証券の営業担当社員(当時)から未公表の重要情報を入手し,金融商品取引法が禁止するインサイダー取引をしたとして、課徴金6万円を納付するよう命じられていました。

http://jp.reuters.com/article/jp-fsa-idJPKBN19Z03O

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