加藤&パートナーズ法律事務所

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法律情報・コラム

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オリンパス旧経営陣に計約590億円の支払い命じる 東京地裁

報道等によりますと,オリンパスの粉飾決算事件に絡み,同社に損失を与えたとして,同社及び株主の男性が旧経営陣16人に対して損害賠償を求めた訴訟の判決が,4月27日,東京地裁で出されました。大竹昭彦裁判長は,歴代の経営トップを含めた6名の損害賠償責任を認め,総額約590億円をオリンパスに支払うよう命じました。判決では,損失隠しの影響で,株主への剰余金の配当にあたり,本来の分配可能額を約586億円上回る額が配当されたとしたうえで,元会長,元常勤監査役,元副社長の3名について,当該配当議案に賛成した責任があるとし,この3名だけで約586億円を支払うよう命じたのことです。他方で,損失隠しに関与していない元役員10人への損害賠償請求については,棄却されたとのことです。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG27HDR_X20C17A4CC1000/

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