加藤&パートナーズ法律事務所

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法律情報・コラム

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村上世彰氏らによる取引 相場操縦に当たらない可能性が濃厚との第三者委員会報告

報道によりますと,旧村上ファンドの村上世彰元代表(56)らによる相場操縦疑惑で,村上氏側が調査を依頼した第三者委員会が,3月25日,「相場操縦罪は成立しない可能性が濃厚」とした調査結果をまとめ,証券取引等監視委員会に提出しました。

第三者委員会は,昨年11月に村上氏側が監視委の強制調査を受けた後の同12月に設置され,元東京地検特捜部長の宗像紀夫弁護士が委員長を務め,取引実態を分析した上で金融市場分析の専門家や元裁判官らから意見を聴くなどしたとのことです。

従前の監視委による調査では,村上氏らが平成26年6~7月,東証1部上場のアパレル大手「TSIホールディングス」(東京)の株価について,連続した下値売り注文や,取引終了間際に取引を成立させる「終値関与」などの手口で意図的に引き下げた疑いがあるとされています。

http://www.sankei.com/affairs/news/160325/afr1603250013-n1.html

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