加藤&パートナーズ法律事務所

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法律情報・コラム

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「会社内部紛争を防止するための非上場会社の株主管理・株主対策」名義株1-名義株とは何か

【目次】

 1 名義株とは何か

  2 名義株解消の必要性

  3 名義株の帰属

  4 名義株の存否に関する調査

  5 名義株か否かの調査

  6 解決策

名義株とは、株主名簿に記載されている株主とその株式の真の保有者が異なる株式のことです。

つまり、他人から名義を借用して、株式の引受け及び払込みが行われた株式であり、名義借用の結果として名義人と保有者が一致していない株式をいいます。

このような名義株について一体誰が保有者となるのかについて、会社の経営、M&A、あるいは株主の権利行使など様々な場面で問題となります。

特に中小同族会社においては、株主名簿が整備されていないなど、株主管理が適切に行われていない場合が多く、名義株にまつわる潜在的なリスクがあると考えられます。そのため名義株の調査、それから名義株の解消について積極的な検討が必要です。

<続く>

加藤&パートナーズ法律事務所(大阪市北区西天満)では、関西を中心に会社内部紛争、株主管理や株主対策に関するご相談・ご依頼をお受けしております。

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